かたちの好み。
2009年 05月 14日
ものを買ったり選んだりするとき。
自分のかたちの好みがわかります。
直線的なデザインと曲線的なデザインがあったら多くの場合私は曲線的なものを
無意識に選んでいるような気がします。
直線的なものでも角が丸くなっているものとか。
河合寛次郎の直線のようで微妙に丸みがあるラインとかとっても好きです。
その好みはもちろん作っているときにも出ていると思います。
私がつくったものにはほとんど直線的なデザインのものはありません。
ご希望があってまっすぐなラインのものを作ってもなんだかちょっと曲がっているような
気がします(これじゃご希望どおりじゃないですよね。笑)。
自然に曲がった木の枝や蔓。
丸みのある動物や鳥たちのシルエット(角ばった生き物っているんだろうか)。
気持ちも丸くしてくれるような気がします。
少々あこがれもあります。
やっぱり曲線がすきなんですね。
知らず知らずのうちに気持ちが落ち着くんでしょうか。
個人的にですが、最近よく使われている「ほっこり」という言葉には違和感があります。
もともとの言葉の意味はまったく違うし(京都の言葉、と聞いてます)、何でも「かわいい」で片付けられている
のと同じように使われている気がして。
この言葉を直線的、曲線的に分けるとするならきっと曲線的なんだと思いますが、
難しいことよりもきっと自分自身の感覚の問題なんでしょうね。
今日の写真は超ごく一部の方から(笑)リクエストのあった薪窯焼成三つ足お花器です。
写真撮りついでにちょっと遊んでもらいました。
オカンは「せまいところがすき・・・」なのでちょっと入ってみてもらいました(笑)。
今日もお付き合いいただきありがとうございます!!
今朝は寒くて暖房を入れフリース着てるワタクシに(まだまだフリースしまえないなぁ。爆)
応援の1クリックをお願いします~!!
↓ ↓
人気ブログランキングへ
と、思った私は年がバレバレですね。
しかし、このお花器...
オカンのために存在しているような。
私も曲線っぽいのが好きです、ゆるーい感じの。
だから、パキーンとシャープなものを見ると
すっごいなぁと憧れでしまいます。
カネゴンに見えますねぇ(笑)。
先日の美術協会の展示会でも「これは何をイメージして作ったの??」と
聞かれました。一応、「貝」とは言ったものの自分がイメージしたのは
もっと得体の知れないものだよなぁ、と思いました(爆)。
私もシャープなラインのものと緻密な練りこみを見ると鳥肌が立ちます。
自分ではできない仕事なのでそうなるんでしょうね。
もうそのために作ったものとしか思えません。(笑)
せまいところが好きなもんですから・・。
トウガラシやオカンが入ってそのぐらいということは
思っていたより小ぶりなのですね。
なにかとても動きのある、面白い形だと思います。
あ、いえいえ。私のほうこそオカンに入ってもらって光栄です(勝手にすいません)。
ひとりでニヤニヤしながら写真撮ってました(笑)。
このお花器は片手で持てるサイズです。
風船を膨らませてそれに薄くのばした粘土を貼り付けて
つくり端をくるくるしたりちぎってみたりして作りました。