ヒミツヘイキ。
2008年 06月 10日
今日もエコじゃない夜更かしです(爆)。スミマセン・・・・。
「作る」という仕事をする日はほとんど登場するアイテムがあります。
あんまりこれを使ってる人っていないんじゃないかと思うのですが・・・・。
砧です。
本来の意味からいうと、「横槌」ということにはなるんでしょうが、こういう形のものを
「砧」と呼ぶことが多いような気がします。
これを砧呼ぶのは間違いなのかなぁ??
そういえば砧青磁ってありますよね。何か関係あるのかな??
とりあえず、呼び名の疑問はおいといて・・・。
粘土がちょっと固いな~と思ったら濡れたタオルにくるんでこの砧で叩くといい感じに
柔らかくなります。
うちにはタタラ機がないので粘土を手作業でスライスする時に、砧で叩いて粘土を締めてから
スライスします。
力がいる仕事の時に活躍してくれているのでとっても重宝してます♪
ワタクシのヒミツヘイキ・・・。
ちょっと大げさかな(笑)。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
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上手(じょうて)の〔龍泉窯青磁〕を指す日本での名称。
『砧』とは、麻や葛、楮(こうぞ)等で織った衣を置き、槌で打って柔らかくし艶を出すために用いる、木製または石製の台で、衣板のこと。
『砧』を打つこと、打つ音のことも『砧』と云う。
世阿弥の作った能の一つに『砧』という演目があり、之を演ずるシテが手に持つ槌の形に、往時有名であった龍泉窯青磁の花瓶が似ていたため、それを〔砧青磁〕というようになった。
以後、それに類する青磁を〔砧手〕といい、龍泉窯青磁の上手物の代名詞になっている。
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やはり形が砧に似ているところから来ているんですね。
教室ではのし棒を使っているようですが、
この砧の方が少ない力で大きな仕事をしてくれそうですね。
陶芸の道具って意外と昔の家庭用品を
流用したものが多いと思いませんか?
釜のフタがカメ板なのかなとか、
洗濯ののりづけに使った戸板がサン板なのかなとか。
今私が愛用しているのは、
「餅箱」
古道具屋で1000円くらいで手に入る木箱。
今の木製品は合板が多く、長く使うと剥げたり反ったりしますが
昔のものは丈夫。
小さなものを入れてゆっくり乾燥させたり
上絵したものを入れたりするのにお役立ち。
砧も探してみようかな!
わーい!!全部調べてもらっちゃった♪
てると°さん、ありがとうございます。
砧についてはなんだかいろいろな説があるみたいですね。
えーと・・・
この写真の横槌と、綾巻(紐のことだと思います)と叩くときに使う台。
これをセットで砧と呼ぶ。とか台の方を砧と呼ぶとか。
ちょっと調べてみたけど結局何が正しいのかわかりませんでした。
細かいことをいうと、これを砧と呼ぶのは間違いらしいですが・・・。
でも、砧と言ったらこの写真のものを想像する人が多いのではないでしょうかね。
お能の話のシテの木槌→龍泉窯の花瓶→砧青磁となったいきさつからするとこれを
砧と呼ぶのは間違いじゃないですよね。
うーむ・・・昔のことは調べると面白いですね。
突き詰めていくとはまりそう・・・。かじったところでやめないと深みにはまりそうですね(笑)。
ワインのビンなどでも代用できると思いますが、割れる心配があるので
やっぱり木の方がいいと思いますよ~。
か弱い(え???笑)女性には頼もしいアイテムです。
少ない力で粘土をバンバンできるのでほんと助かってます。
丸いので平たく叩けないところが難点ですが、全部自分の手でバンバン
叩くことを考えたらそれくらいのことはなんてことないですよね(笑)。
2本あってもう1本は炭を割るのに使ってます。
黒くなっちゃってます(笑)。
これはうちの相方の父が作ってくれました。
まだ先生のところに通っていたときに原土を叩いて細かな粒子にしてからすいひしていたのでその作業の為に作ってくれました。
そのときも、砧を作ってもらうまでは重たいレンガで土を叩いていたので
とても大変だったんです。
振り返ってみるとこの砧にかなり助けられてますね(笑)。
確かに、陶芸の道具って家庭用品がベースになってるかも、ですね。
カメ板のことはそんな話を聞いた記憶がありますが、サン板が糊付けの
戸板ね~。なるほどって感じです。
でも、そのわりに現代の陶芸用品が目が飛び出るほど高いものが多いイのはなぜなんでしょうね・・(泣)。
もち箱、いいですね♪もち箱の中にオカンさんが眠っていたりするんでしょうか(笑)。
やっぱり木製のものは土とも相性いいんですよね。
もし古道具屋さんにあったら、とっても役に立つと思うので「買い」ですよ~!!(笑)
男の人はよく、菊練りするのも土殺しするのも大物をロクロしたりタタラを
伸したりするのもぜーんぶ力なんかいらないよって言いますが
女の人にとってはそんなことないと思うんです。
普通の男の人なら女の人ができないことを難なくやっちゃうっていうこと
陶芸に限らずよくありますよね(たとえば・・・瓶の蓋をあけるとかね)。
この砧で作業が楽になっているのは事実だなぁ。
くやしいけど(笑)じ-ちゃんに感謝ですね。
その後風の強い日に大きいざるに入れて上に放り、殻を風で飛ばし
下には小豆が残る。
その後虫食いとそれ以外を分別してからアンコを作る・・・・・・
思い出しました。
妻に言うとそんなの戦時中でしょ・・・・・・って馬鹿。
風の日のから飛ばし、面白そうですね~。
私はここに引っ越してきてからはじめてお隣の畑で育っている小豆を
みました。
もっと大きくなるのかと思ったらとっても背の低い植物だったんですね。
奥様、辛口風味でステキです~(笑)。