「間」の仕事。
2014年 03月 09日
このブログを読んでくださっている皆様は陶芸とかかわりのある方が多いと思うので、今さらな説明に
なっちゃいますが、陶芸の仕事は
形成
↓
素焼き
↓
釉薬かけ
↓
本焼き
・・・と言うのが一般的です。
しかしながら、この作業工程の「間」にたくさんのお仕事があります。
やすりをかけたり、撥水剤をぬったり、余分な釉薬を拭いたり・・・・
細かいことがたくさんあります。
さらに粘土や釉薬をブレンドしたり、窯の道具のメンテナンスをしたり俗にいう「雑用」が大量!!
おまけに苦手な事務仕事も少し(笑)。
でも、この「間」の仕事が作品のできあがりのカギを握っています。
昨日も焼しめのうつわの見込みに施している釉薬の中に砂を見つけて全部ふるいに通しました。
原料の灰のなか入っていた砂が取りきれていなかったのでしょう。
かっちかちに固まっている釉薬をほぐしてふるいにかける作業はなかなか根気がいるし、半日近く
その作業に費やしてしまいました。
もっと他にやりたいこと、やらなきゃいけないことがあるのに・・・と思いながらもくもくと釉薬をほぐしていると
「いったい自分はなんのために陶芸やってんだろ」なんてへんなことまで考えちゃったりします(笑)。
こういうときに考えることは答えなんてでなさそうなことばっかりなので、ちょっとイヤになっちゃったりする
んですよね^^;
あーやだやだ(笑)。
本焼きの窯出しをしたあとも「間」の仕事はあります。
窯から出した後はやすりをかけて、食器用の止水剤を施し、しっかり乾かしてから皆様に観ていただく
ことに。
さて、苦手な事務仕事、納品書作りでもしますか・・・・(笑)。
今日もおつきあいいただきありがとうございます!!
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