どんぶり。
2012年 06月 08日
あれは・・・・私は22、23歳くらいの時だったと思います。
相方の転勤で名寄という町に住んでいました。
旭川市から北に150キロくらいでしょうか、冬にはサンピラーという空気中の水蒸気が
凍って太陽の光で柱のように見えるという現象を見ることができるくらい寒いところです。
ラーメンを食べるどんぶりが欲しくて探しに。
その当時はお手頃なお値段でかわいい食器などが買えるようなお店はなくインターネットもないので
(確かパソ通の時代。笑)せともの屋さんに行きました。
いわゆる「ラーメンどんぶり」ではないものが欲しかったのですが私が想定していたお値段では
気に入ったものが全くなし!!
予算を大幅にオーバーしましたが砥部焼のどんぶりを買いました。
それがこれです。今でも大事に使っています。
お値段は3千いくら・・・だったような記憶があります。
若かった私はどんぶりに3000円以上のお金を払う、というのはとても勇気がいりました。
器にそれほど興味もありませんでしたし。
でも、この時に「自分が欲しい器って意外と売ってないものなのね」と感じたのが
私がやきものを作るようになった原点だったかもしれません。
まさか、自分が作ったものをお金を出して買っていただく、ということになるとは
夢にも思っていませんでしたがきっかけって意外なところにあるのかもしれませんね。
ということで、ただ今ひとりどんぶりまつり中(笑)。
ご注文ぶんも含め、30個ほど作りました。
同時にひとりめしわんまつりも。
今日は削りまくってました~。
お昼ご飯を食べているときにお外でアクシデント。
物音におどろいた子スズメが窓にぶつかりました。
のほほーんとエサ台でエサを食べていたんです(スズメ観察しながらご飯食べてました。笑)。
あわてて見てみると仰向けにぶっ倒れてます。
たいへんだーーー!!とスズメを拾ってちょっと様子見。
手の上に乗せても動けません。
外傷はなく、脳震盪っぽいかんじ。
気つけにお水を2滴ほどやって窓辺に置きました。
しばらく動けずじっとしてましたが、5分ほどして飛んで行きました。
ケガがなければいいけれど。
まだくちばしが黄色くてかわいいですね♪
今日もお付き合いいただきありがとうございます!!
救護したスズメを飼いたそうに見つめていた相方に(だめだよっ!!と私に一喝されました。笑)
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雀ちゃん、無事でヨカッタですね~。
掌に乗せられたなんて羨ましいなぁ・・・^^;
この砥部焼のどんぶりを買うとき、買っていいものかどうかとても躊躇したのが今でも記憶に残っています。
今でもかけることなく使えてるって・・・砥部焼ってほんとに丈夫ですね(笑)。
スズメちゃんは3兄弟のうちの一羽なのですが(子育て上手なご両親ですね)今朝も3兄弟でエサを食べに来ていたので大丈夫なようです。よかったよかった♪
大人になってからでした。
それに
>若かった私はどんぶりに3000円以上のお金を払う、というのはとても勇気がいりました。
もちろん!(・・;)
なんで1つの器にそれ程のお金を払う自分が信じられませんでした。
大人ってすごいね(笑)
すずめ、こちらでは全然見ないですよ。
本当にどこに行ってしまったのか。ごめんね、ですよね。
砥部焼って磁器のなかでも独特の雰囲気をもってますよね。
ちょっと重いけど(笑)ぽってりとしたかんじが好きです。
今なら気に入った器のお値段が3000円、と言われても
「はいはい」とすぐに払えますがその当時は「いいのか、本当に買っていいのか?」とかなり自問自答しましたよ。
私も大人になったってことでしょうか(笑)。