焼きしめって?
2010年 10月 24日
なんでも白黒つかない事はよく分かっているつもりです(笑)。
しかし、最近どう区切りをつけたらいいのよくかわからなくなってきたのが「焼きしめ」。
釉薬をかけないで焼いたものが「焼きしめ」だということは大前提なのですが、
全く釉薬をかけずに焼いたものだけが「焼きしめ」と呼ばれているわけではないし、
実際自分ももう少し広範囲で使っています。
私が「焼きしめ」と呼んでいるものは・・・・
釉薬をかけずに焼いたもの。
薪窯で自然釉がかかったもの。
松灰、または水釉(ごく薄い釉薬)をかけたもの。
そして、これらの見込みに釉薬をかけてうつわとして使いやすくしたもの。
・・・こんなかんじです。
今、私が自分の窯で「焼きしめ」を作る場合は2種類のごく薄い釉薬をかけて
さらに白貝を入れて焼くことが多いです。
食器に使ううつわは見込みに釉薬を普通の濃度でかけています。
それでも「焼きしめ」と呼んでいるのですが、自分は間違った呼び方をしているのでは
ないか、と思ったりもします。
しかしながら薪の窯で何も釉薬をかけずに焼いたとしても自然に灰がかかって釉薬のように
なることを考えると薄い釉薬をかけて焼いたものは「焼きしめ」でもいいのかな、とも
思います。
きっちり定義づけをしたからと言ってどうなるものでもないけれど、お客様に説明したときに
「焼きしめって言っちゃったけどよかったのかなぁ」と心配になったりします。
どこかに納得のいく答えが落っこちていたりしないものでしょうか(笑)。
このお花器も2種類の釉薬をうすーくかけているのですが、私の分類では「焼きしめ」です・・・。
今日もお付き合いいただきありがとうございます!!
仕分けのために2つの部屋に広げた作品がなかなか片付かないことに
「頼むから歩けるようにしてくれ」と相方から言われてしまったワタクシに(爆)
応援の1クリックをお願いします~
↓ ↓
人気ブログランキングへ
「ほぼ」ってなんだよ、って感じですよね^^;
私のも水釉が掛かってるので、何となく「ほぼ」って言っちゃいます^^;
でも中には、焼き締めのことを「素焼き」っていうお客さんも居ますよね^^;
「違うんですよ~」と説明して良いものか何時も迷います^^;
いったもん勝ちだと思います。(笑)
これも、焼き締め?」って、聞いた事あります(笑)
器の外に部分的に釉薬を掛けたり、花器や食器は見込みに釉薬を
掛ける事が多いですが・・「焼き締め」と言ってます。
焼き締め大好きです。緋扇貝・・持っていきました。
3年分はある!!って、先生、言ってましたね~(爆)
あぁ~!!その「ほぼ焼きしめ」っていうビミョーなニュアンス、わかる~(笑)。
ただ、そのビミョーなニュアンスにこだわっているのは作ってる方だけなのかもしれませんね。
Potter-Yさんの言うように言ったもん勝ちでいいのかな(笑)。
焼きしめのこと、素焼きっていうお客さん、意外と多いですよね。
お話していて作業工程などに興味を持っていそうな方には「違うんですよ~」と説明して、あまりそういうことに興味がなさそうな方は話をスルー
すろうようにしてます(笑)。
そちらでも見込みに釉薬掛けても焼きしめって言うんですね。
うん、私もそれで行きます♪
緋扇貝、どんな色がでるか楽しみですね。
作品焼いたらぜひぜひ写真アップしてくださいね~!!
水釉 いいヒントをもらいました
釉のかけ方で 少し 悩んでいました
ひょっとしたら イメージ通りになるかもしれません
早速試してみます
悩んでいると 救いの神は 見つかるものですね
まずは整理整頓に励んで下さーい(笑)。
「一部でも特徴としていれば・・・」ということであれば、見込みに釉薬が
かかっていても全体の雰囲気が焼きしめであれば焼きしめと
呼んでいい、ということになりますね♪
今までの自分の解釈でよさそうですね。
ありがとうございます♪
こんな記事に作陶のヒントがあったなんて(笑)。
いつも自分があたりまえにやっていることが別の人には初めて聞く
ことだったり、またその逆のこともありますよね。
試してみていい結果がでるといいですね♪