進化か、退化か。
2009年 08月 18日
昨日も今日も登別は曇り天気。
最高気温もたぶん22度とか23度とか。
すごしやすいのですが、なんだか夏らしくありませんね。
さて。
えべつやきもの市に行き始め2~3年のころ、たくさんお買い上げくださっていたお客様から
オーダーをいただていました。
えべつやきもの市でお渡しするべくお作りしていたのですが・・・・
見ていただいたところ、イメージと違ったようでした。
お時間はいただけるとのことだったのでもう一度作り直すことにしました。
お客様の様子を見ていて「イメージと違った」というのは釉薬の色が、とかそういうことでは
なく、「つくり」のイメージが違っていた、ということだと感じました。
これは自分でも最近感じていたことで・・・。
以前(陶芸初めて最初の数年)の形を作ることがなかなか難しいのです。
自宅で使っている作品でも「これとおんなじの作りたいなぁ」と作り出してみても
昔の作品とちょっと違うものができてしまいます。
昔作れなかった形が今作れるようになっているものもあるにはあるんですけどね。
どちらも同じ私の手が作っているので基本的にはあまり変わりがないと思うのですが
見込みの広さとか丸みのかんじとかがちょっと違います。
最初の数年に比べたらろくろの技術はたぶん(笑)あがっているとは思うのですが
以前の形が作れないのは進化なんでしょうか、退化なんでしょうか・・・(汗)。
変わっていないつもりでもマイナーチェンジしてるということなんでしょうかね・・・。
作り直しているうつわはただいま乾燥中。
二度目は気に入っていただけるといいのですが、以前の作品のイメージを出せるかどうかが
一番のポイントになりそうです。
今日もおつきあいただきありがとうございます!!
相方のお休みが終わって仕事に行ったとたんにすっかすかになった冷蔵庫(笑)の
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見込みの深さとかは数字で出ないから難しいですね。
粘土も釉薬も窯も以前と変わってしまったので、
数年前のと同じもの、といわれても不可能です。(笑)
そういわれるとグサっときます^^;
普段は意識してないけど、常に比べられてるんだなあ~と・・・。
人と比べられるだけじゃなく、過去の自分とも比べられてるんだなあ~と思って、参ってしまうときもありますが、
ご注文の品のイメージはその人が抱いてるイメージがあるわけで
ホント難しいですね^^;
二度目は「そうそう!これなのっ!」と喜んでくれたらいいですね^^
10年間春と秋に笠間に通っているのですが、変わらない人と変わる人がいるように思います。
おまつりだから普段と違うと思いますが、たとえばおまつりだからと言って「雑」に作ると結構分かります。
だいたい昔買った器の方がいいと思えることが多いです。
変わらない人はいつもイメージが変わらない。(質が安定している)
それはある意味すごいことだと思うのです。
それから進化している人はすぐに分かる。半年で変わります。
>>過去の自分とも比べられてるんだなあ~
そうそう(^^; 私もそう見てますもん。
人と比べてもそれは「個性」ですからOKですけど、良くも悪くも変化を見られているって事ですよね!
あとイメージはあります。買い手は勝手ですから!(^-^)
こんなに真剣に考えているnonkiさんだから、二度目はきっと大丈夫♪ですよ♪
偉そうに言えないけど、私も絵手紙を描きはじめた頃と今では色合いや線の太さ豪快さ全てが変わりました。
前の方がいいと言う方や今のほうが・・・・・
進化してるのかな?
のんきさんの器は今も昔も大好きですよ。
でも、これからの器も楽しみです。
私の好きな黒のシリーズを超える作品も楽しみです。
ところで、先日夢の中で自転車を盗まれた時、のんきさんが一緒に探してくれました。
見つかりませんでしたが・・・・・・・・
次回お会いしたら出演料お支払いしますね。(笑)
私も最初の頃とは窯、釉薬や土も変わっているので同じものは作れません(っていうか、原料が同じでもなかなか同じものが作れませんが。汗)。
自分でも最初の頃と今では見込みの作り方が違うな~とは感じていました。
違うのはわかっていても、記事に書いたように昔の形でろくろをひくのは
難しいですね。
確かに「前の方がよかった」と言われるとちょっとへこみますよね。
たまちゃんのコメントを読んで「そうか、人とだけじゃなく前の自分とも
比べられてるんだなぁ」と気がつきました(ありがとう。)。
今回、注文いただいていた方は私がまだつるつる系釉薬を多く使っていた頃のものを好んで買ってくださっていた方です。
100%ご要望にあうようにはできないかもしれないけど、次回お見せしたときには
1回目より気に入っていただけたらいいな♪
そうですよね。買い手には買い手の要望や見方がありますよね。
10年というスパンで考えると、私はやきものをはじめてちょうど10年。
ものすごく変わっていると思います。
技術的には雲泥の差だと思います。
ただ、自宅に残っている最初のころに作ったもので自分でもとても
気に入っているものもあり・・・。
そういうものはつくりが上手かどうかということではなく、
その器が持っている雰囲気がとても言いのでしょうね。
すべてのお客様に変わったことをよかったと思ってもらえる、ということは
ありえないけど「進化」と思ってもらえるような変化をしていけたらいいな、と思います。
お疲れ様です~。
夏場のお疲れにはやっぱにんにくでしょう(笑)。
たくさん食べて制作も応援も(笑)がんばりましょう~~。
コンサの選手たちはインフルエンザ、大丈夫でしょうか。
すごい勢いで新型インフルエンザの患者さんが増えてますね・・。
自分のしていることって自分ではなかなか評価できないし、どう変わっているのか分かってないのも実は自分なのかもしれませんね。
DONさんにもこれからの変化も見ていていただきたいし
おっしゃるように今の作品を越えていかねばなりませんよね。
器をお使いになって悪いことも含めご意見や感想をぜひ教えてくださいね。
ところで、自転車探しに私も参加していたんですね。
夢の中とはいえ、お役に立てずすみません(笑)。
特に、陶芸は微妙な色合いの違いで、感じ方も違うものね。
でも、違って前よりよくなることもあり、直すことにより、気付くこともあり、
だから、ざっくりいうと、すべては前進なんだと、思うよ~。
大きいとか小さい、というだけでもそれぞれの人で感覚が違いますからね。
陶芸はもちろん普段の生活の中でも感じ方の違いはたくさんありますよね。
確かに進んでいくことで気がつくことがたくさんあるなぁ。
それだけでも前進になるのかな(ざっくりいうと。笑)。