ろくろ目。
2013年 06月 06日
最近の傾向として(あくまで私が感じる傾向ですが)ろくろ目がついていないフラットな肌の器が多く
なっているな、と感じます。
これはろくろ目は「個性」ではなく、デザインやそのものの形でそれぞれの個性を表現することが
多くなってきたからのように思います。
もし、こういう考え方をしているうつわ作家さんが多いとしたなら私もその意見には賛成。
なにか装飾するのなら時にはろくろ目は邪魔な存在になることも。
とはいえ、私はろくろ目も好き。
私個人の表現、というより「つちもの」を表すのにステキなものだと思うから。
ろくろ目のある「つちもの」は土そのものの魅力を感じます。
最近、ご注文をいただいたものの中でカップ&ソーサーやロックカップなど「ろくろ目ありで」と
ご指定をいただいたものもあります。
きっとその方々(みなさん男性でした。笑)も私と同じようにろくろ目に魅力を感じていらっしゃるのでは・・・
とちょっとにんまりしました(^^)
焼きしめのうつわ、特に酒器を作るときはやっぱりろくろ目をつけちゃうことが多いです(^^)
今日もおつきあいいただきありがとうございます!!
庭に巣立ったばかりのスズメがやってくる季節になりついつい見とれて仕事にならないワタクシに(爆)
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「僕は粘土で出来てるんだぞ…」みたいな主張があって
…好きです。
特に男性でお酒飲む方なんて、好きなんじゃないでしょうか。
私も「主張」のようなものを感じます。
それと、ゆらぎや安心感。
地球のものを焼かせてもらっている畏怖の気持ちも忘れずにいたいな、と思います。
そして、ろくろ目は指がかかってつかみやすいですから酔っ払っても
安心ですよね(実証済み。笑)
特にぐい飲みあたりで大きいロクロ目があるのは豪快です。
縦長で片手にしっかりフィトして飲みやすいんですよね(笑)
それは男性の陶芸家の方なんですが、nonkiさんの酒器も
少なからず「オトコ」を感じさせますよ!
(^^)
やはりそう思われますか。最近の傾向ですね。
やきものも時代とともに変わっていくし、流行っていうのも確実にありますよね。
生涯目標のひとつに「男前」があるので(女子なのに・・・笑)酒器の感想うれしいです~(^o^)